最近の業務マニュアルへの期待
企業向けの各種マニュアル制作をメイン・ビジネスとしている当社ですが、お客さまからいただく最近の要望には今までとはだいぶ異なった傾向が見てとれます。
1番の傾向としては、業務マニュアルを整備したいというリクエストが圧倒的に多いのです。
特に飛躍的に成長した上場企業さまからのお話が増加しています。
いままでは成長第一で展開されてこられた事業内容をここで一旦整理し、維持管理ができていなかった業務マニュアルを全社的に見直し・再整備をしたいとのご要望です。
全国的に新規社員の雇用が難しい環境下で、時代の流れに沿った業務にリ・デザインし、業務品質と併せて効率向上を目ざしたゴールを設定されているのです。
また、10年後にはホワイトカラーの仕事の半分程度を無くしてしまうのではと言われているRPA(Robotic Process Automation)の導入を推進するために、業務フローを見える化する試みも増えているように感じられます。
大手企業にとどまらず、中堅・中小企業におきましても業務マニュアルは、要員の採用難から社員の多能化を目指しつつも業務が滞りなく流れることや、定年退職者の業務ノウハウを後輩たちにスムーズに承継していくという重責を果たしているのです。
さらに最近の傾向としましては、マニュアルの電子化は当然とし、動画やイラストの利用も多く、社員への理解力向上を狙ったご要望も多く見受けられます。
マニュアルは作って完成ではなく、手に取る社員が理解をして初めて完成になる、そう思われている企業が多くなった証拠なのだと思います。
弊社としましても、制作したマニュアルがお客様のもとでしっかりと活用されることは喜ばしく、より皆様に伝わる・分かりやすいマニュアルをご提供すべく一丸となって鋭意邁進せねばと強く思うのでした。