マニュアル作成の相場はどのくらい?大きく分けて4つで決まる!

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マニュアル作成を外注する際にかかる費用はどのくらいなのでしょうか。
マニュアル作成は、セットでいくら、という料金体制をとっていない業者がほとんどです。
なぜなら、マニュアルとひと口に言っても、ページ数や内容が全く異なってくるため、一律の料金を定める事ができず、作成するマニュアルによって見積りを出す方法を取る事が一般的だからです。
ここでは、マニュアル作成の相場や、見積もりを取るために必要な情報などをまとめていきます。

マニュアル作成費用は大きく4つの項目に分けて算出される

マニュアル作成の金額を決めるためには、大きく分けて4つの項目別に費用算出されると言われています。

  • 企画構成
  • 原稿作成
  • 図、写真、イラスト、マンガなど
  • 印刷製本

以上が4つの項目です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.企画構成(事前打ち合わせ)

企画構成とは、簡単に言うと事前打ち合わせの事です。
まず「こんなマニュアルを作ってほしいんだけど」というお客様からのお問合せを受けて、具体的にどのようなマニュアルを作成していくか打ち合わせを進めていきます。

マニュアル作成業者の会社にお客様にお越しいただき打ち合わせをする場合、お客様の元へマニュアル作成業者の社員が伺う場合、お電話で打ち合わせをする場合、何パターンかマニュアル案をご提案しメールなどでお送りする場合、それぞれの内容により金額は変動します。

2.原稿作成

実際にマニュアルに掲載する文章を作る作業です。
ここにはテクニカルライティングと言う、専門知識を必要とする原稿作成も含まれます。
また、事前調査や取材などが必要な場合は、調査費や取材費および実費(交通費や宿泊費、カメラマンなど)が別途かかってきますが、対応してもらえる業者もあります。

この原稿作成費用は、ほとんどの業者でページ当たりの単価が決まっていて、ページ単価×ページ数で金額が算出されます。
テクニカルライティングの場合は、その内容により料金が上乗せされます。

3.図、写真、イラスト、マンガなど

マニュアルを分かりやすく仕上げるために、図や写真、イラスト、マンガなどを挿入する事が多いですが、それぞれに費用がかかります。
マニュアル用にカメラマンを派遣して撮影をする事もできますし、イラストレーターにイラスト作成を依頼する事もできます。図やイラストは主に1つのカットにつき単価が決まっていますが、その精密度合いにより金額は変動します。
説明そのものをマンガでおこなうと、分かりやすく、楽しく読み進める事ができるため、マンガを用いる事も効果的です。マンガはページ単価というケースが多いです。

4.印刷製本

実際に冊子や本にするための印刷製本作業にかかる費用です。
モノクロかカラーか、製本の仕方、ページ数、部数などにより金額が変動します。
また、どのような紙を使うかによっても金額が大きく変わってきます。

それぞれの項目の相場

4つの項目を細かく見てきましたが、それぞれの相場はどのくらいなのでしょうか。
業者によって見積りの算出方法は様々なです。一例をご紹介いたします。

1.企画構成(事前打ち合わせ)の費用相場

企画構成の費用相場は50,000円~300,000円です。
かなり金額差がありますが、打ち合わせにかかる時間や回数によって大きく変動します。


時間で設定している業者ですと、例えば1時間当たり5,000円で、かかった時間分だけ加算されていく、という算出方法を取っています。
回数で設定している業者ですと、1回あたり10,000円~50,000円で設定されているところが多いです。
時間や回数で分けず、一式としてまとめて算出している業者もあります。一式の金額相場は150,000円~300,000円です。これはかなり高額になりますが、綿密な打ち合わせを回数を重ねておこないたい場合、あるいは、マニュアル作成中にもこまめに打ち合わせをおこないたい場合など、トータルサポートを手厚くしてもらいたいケースにはおすすめです。

2.原稿作成の費用相場

原稿作成の費用はページあたり単価で算出します。
専門分野におけるテクニカルライティングは費用が上がります。


ページあたりの文字数は、業者によって規定が様々ですが、A4サイズの1ページという見方が一般的なため、1,000~1,200文字程度が1ページに入る文字数の最大数だと考えるのが妥当でしょう。
400字詰めの原稿用紙1枚を1ページとする場合もありますので、必ず事前に確認しましょう。
1ページあたりの単価相場は、6,000円~15,000円です。テクニカルライティングで求められる専門性が高度になればなるほど、原稿作成費用は高くなります。

3.図、写真、イラスト、マンガなどの費用相場

図とイラストに関しては、1点あたりの単価で金額が算出されます。
相場は2,000円~10,000円です。キャラクターの簡単なイラスト、シンプルな図などは2,000円前後で発注できますが、テクニカルイラストと言われる緻密さや正確さを求められる図や、芸術性の高いイラストなどは、費用が高くなります。
マンガはページ単価をとっている事が多いですが、こちらも、4コマまんが風なのか、カット割りを複雑にした凝ったマンガなのかなどにより大幅に金額が変動します。

写真撮影に関しては、外注する業者が専属のカメラマンを有しているか、外部のカメラマンに委託するかによっても金額が変わりますが、半日の撮影で30,000円~60,000円、終日だと80,000円~130,000円かかるようです。
写真は社内で撮影し、データを渡してマニュアルに入れてもらうという方法もありますので、予算と合わせて検討すると良いでしょう。

4.印刷製本の費用相場

印刷製本費用に関しては、部数やページ数、使う紙、綴じ方により、金額が全く異なるため、相場を示すのがとても難しいのですが、見積もり算出を依頼する際に、必ず項目に入れてもらうようにしましょう。
マニュアルのデータだけ納品してもらい、印刷製本は自社内で印刷会社に外注するという方法もあり、それにより安くなる事もありますが、印刷会社との打ち合わせで躓いてしまうケースも多いため、最後までマニュアル作成業者に一任した方がスムーズに、ストレスフリーで完成まで進めていく事ができます。

見積もり算出を依頼する際に用意しておくと良い情報

マニュアル作成を外部業者に委託する際には、相見積もりを取って少しでも金額を抑えたいというのが本音かと思います。
ただ、相見積もりを取るにしても、同じ条件で見積もり算出をしてもらわなければ、正確な見積もり金額が出てきません。
見積もり算出を依頼する際には、どのような情報を用意しておくと良いのでしょうか。

マニュアルの概要

何についてのマニュアルか(取扱説明書なのか、業務のマニュアルなのか、など)
誰のためのマニュアルか(消費者か、新入社員か、アルバイトか、など)

どのようなマニュアルを希望するか

サイズとイメージ(A4の冊子、B4の1枚用紙(壁などに貼り付ける用)、A5の小冊子、など)
図やイラスト、マンガなどの挿入を希望するか
翻訳は必要か、原語は何語か
カラーかモノクロか

何部作成予定か

おおまかで構わないので、何部ほど必要なのか概算で目安を決めておくと印刷製本費用を算出するのに役立ちます。
以上のポイントを予めまとめておくと、見積もり算出をスムーズに依頼する事ができます。

まとめ

マニュアル作成を外注する際の費用算出の項目と相場についてご紹介いたしました。

  • 企画構成(5,000円/時間~300,000円/一式)
  • 原稿作成(6,000円~15,000円/ページ)
  • 図、写真、イラスト、マンガなど(2,000円~10,000円/図・イラスト1点)
  • 印刷製本(部数やページ数、その他条件により様々)

以上が項目ごとの相場のまとめです。
実際に業者に見積もり算出依頼をする際には、マニュアルの概要や使用目的、どのようなマニュアルを希望するか、おおまかな部数の目安などを予め決めておくと良いです。
ぜひ、マニュアル作成を外注する際の参考にしてください。

マニュアル作成費用は内容などにより異なります。お気軽にお問い合わせください。