IoT花盛りに思うこと

今や、新聞・雑誌の注目記事として扱われつつあるIoT。クラウドコンピューティングがトップの座を降りて、イベント開催の目玉と化しているIoT。
また、AI(Artificial Intelligence=人工知能)やビッグデータ分析などの言葉も、連日の紙面で目にしないことの無いキーワードです。今や、IoT花盛りの状況と言ってよいでしょう。
すべての物がインターネットに接続することによって、誰でも簡単に素早く物事を実行できる環境であるとうたわれています。我々の身の回りで、その便利さが現実となりつつあります。

人工知能やディープラーニングの技術が、人間に代わって多くの分野に適用されてきました。あらゆる所に、センサーやマイクロチップが埋め込まれているのが現実です。
2020年ごろには、無人運転の自動車が実用化されると言われています。更には、いくつもの職業がコンピュ-タに取って代わられるだろうとの、とてもショッキングな予想もされています。
人間にとって危険で厳しい労働環境の仕事は、ロボットやAIを駆使したコンピュ-タに置き換えられることは大いに歓迎するところです。重労働の介護や原子力発電所における被ばくの恐れがある業務。24時間365日の間、休むことも出来ないサービスや生産の場面では、その威力が発揮されることになります。中堅中小企業への就職を望まない就活生ですが、全企業の90%以上が中堅中小企業である我が国の現状を理解しているわけではありません。

しかしながら、コンピュ-タが人間社会のあらゆる局面に進出し過ぎると、大きな混乱を招くことも予想されます。
つい先日も某航空会社のシステムトラブルの影響により、多くの利用者が影響を被りました。すべての業務が、コンピュ-タによって一元管理されている現実の恐ろしさを露呈しました。便利なコンピュ-タの利用は、大きなメリットをもたらしますが、しかし万一、障害を起こした場合の被害範囲は半端なものではなくなります。
今後、IoTが普及するにつれて、負の面も受け入れざるを得ないことを学ばなければなりません。